オウカ
主人公。サイボーグ第一号。
東の地の出身。幼い頃より過酷な修行を熟していたお陰で武勇に秀でており、その無双ぶりから「サムライ」「ショウグン」と呼ばれる事も。
義足義腕兵第一号なので義肢の扱いについて何も参考にできるものが無い中、根性一本で無理矢理慣れて戦場を走り回る。一応研究材料として義肢の使用データを取られているが何せ根性で慣れているので他の兵には全く合わず、研究者の方が頭を抱える事になっている。
服の裾が解れたりしているが良いんじゃない別に、とのこと。
特徴
仏頂面男で必要以上に喋る事がない。任務には命を賭す覚悟で赴き、その覚悟と真面目さ故に周囲から一目置かれている。
眼帯で右目を隠しているが、見えない訳では無い。が、右目の視力が異様に低いので「いっそ見えない方が良い」と眼帯をつけているらしい。中盤で自分で抉り出すという荒業に走ったので後半では義眼になっている。
右腕、右足が義肢となっているが最初からそうではなく、戦場で窮地に陥ったシフスイを庇い大怪我をしてしまった事から義肢となった。負傷した際「切断せず治療はできるが障害が残るから戦場から離れるか、実験体として切断して義肢の戦士になるか」の選択を提示された時迷わず実験体を選んでいた。
本人は自分でやったからと全く気にせず口外もしていないがシフスイはその詳細を知っており、オウカをやたらと気にしてオウカ中心で影で動いているのもその為。
武器
刀を主に扱うが槍、大太刀、弓、銃等多数の武器を扱う事が出来る。義腕の影響で大太刀の様な武器でも片手で軽々と使いこなすことも。
東出身なので呪術も使える。が、あまり好きでは無いらしく、補助として稀に使う程度。強力な呪術も一応扱えるが抑揚のない経の様なものを延々と唱える為、周囲が徐々に襲ってくる睡魔に抗わなければいけないらしい。