センゼン
諜報員。記憶を植え付けられたアンドロイド。
エンオウと共に行動していたが妨害電波に混乱した際に意識を乗っ取られ、失踪。
次第に意識を乗っ取られていき敵対するが完全に意識を乗っ取られる前にイツァートとエンオウによって救助され、正気を取り戻した後は協力関係となる。
敵対中は意識が残っており且つエンオウの妨害電波に抗う事に必死になっていたので本気は出していなかったが、本気を出してしまうと文字通り「手がつけられない」状態になる。その狂気と戦闘っぷりは宛ら死神。
特徴
穏やかそうな口調が特徴。朗らかさもあり一見戦闘は苦手そうに感じるがその口調に反して強い残虐性を備えており、笑いながら敵を切り刻む姿はほぼ化け物。囮とか関係無く根絶やしにすれば良いじゃない、の発想。
因みに武器を舐めるタイプの自称おサイコ野郎を見下す傾向があり、「大して強くもない癖にインパクトでどうにか誤魔化す小心者」と嘲笑う。
エンオウと同じく「ウタイモノ」。ただエンオウとは比べ物にならない程強力で声一つで障害物や電子機器を破壊する他、歌で複数の相手を完璧に操ったり味方を強化する事もできる。
「戦の民」の遺伝子でも入っているのか熱が入ると狂気に陥り、暴れに暴れる。故にエンオウは誰も手がつけられなくなるからとセンゼンの奪還を急いでいたという訳である。
武器
巨大鋏。鋏は分解する事が出来る為、両手に持って斬りかかる。対象が弱るまで徹底的に追い詰め、生きているうちに鋏で身体を刻むか滅多刺しで完全に息を止めるまでがセット。
記憶
アンドロイドとサイボーグの戦争が起きた数百年前、サイボーグ側によってエンオウと共に生み出された「処刑人」。戦闘力を極限まで高められており、敵対するアンドロイドを片っ端から「処刑」して行った。
鋏を武器としているのは完璧に息の根を止める為に身体ごと切断してしまうのが良いと判断しての事である。
一応その記憶を悔いてはおり、目隠しをしているのは目で対象を見てしまうと昔の残虐な精神が蘇ってしまう為。
元の記憶が残っており、「どこかで主と思う人に声を掛けて開城させた記憶がある」との事。