ユネン
正規軍兵士。自称アンドロイドに近いサイボーグ。イツァートの外装メンテナンスを行う他、兵士としても前線で戦う。
持ち前の打ち解けやすさを存分に振る舞い事を穏便に済ませることが得意。ただし女癖が悪く、その辺で女性を誘惑してしまうのでしょっちゅうイツァートに脛を蹴られている。
相棒ポジションはイツァート。うざ絡みをしていたり軽口を叩いていたりする事が多いが、コンビを組んで直ぐに冷徹さを演じる事で距離を置いている事に気付き、せめて二人の時ぐらいは愚痴ぐらい吐き出させてやろうと思っているが故の行動だったりする。
特徴
底抜けで明るく、印象も悪くないので誰とでも打ち解けてしまう。そのせいか異性が寄って来やすく、女性トラブルが多い。相棒として行動しているイツァートにもとばっちりが来る為説教を喰らうこともしばしば。
またクレーマー気質でもあるらしく、防具を新調してはしょっちゅう文句を言っている。最初の方こそ面倒臭がられていたが、途中から丁度いい実験体扱いされて試作用の防具を提供されたりする様になる。
機械に強くハッキングも得意なので裏手としての援護をする事もあるが、やはり前線が好きらしい。
武器
槍と銃を使う。生前から槍を使っていた為槍の扱いは超一流。
器
三百年前に戦死した「英雄」の一人。現在も遺体は正規軍によって防腐処置を施され、保存されている。
死地が極寒の地であったこと、身体に付着した魔物の体液ごと凍りついていた事が幸いし、三百という時が経っていたにも関わらず綺麗な状態で遺体は回収された。その後一部細胞を取り出され、「器」に移植された事で生前の記憶を保ったままのユネンが誕生した。故に「アンドロイドに近いサイボーグ」と自称している。
一応遺体はユネン本人なので所有権は現在のユネンらしいが、正直自分の死体なんて見ても気持ち悪いだけとの事で研究者に遺体の保存を任せている。
生前の相棒はシェルハス。死の間際に一つ約束をしており、それを叶える為にシェルハスが執拗に狙うイツァートに近づいたのも嘘ではないらしい。